映画「青春の門」

「青春の門」は五木寛之が1969年から「週刊現代」に断続的に連載していた大河小説で、テレビドラマ化や映画化、漫画化もされた作品です。原作は、1976年「筑豊編」で吉川英治文学賞を受賞しています。

あらすじ

太平洋戦争真っ只中の九州・筑豊に、伊吹信介は生まれました。炭鉱で働く父は「昇り竜」と称される伝説の人物で、その名は北九州全土に知れ渡るほどの大物でした。ヤクザを女を取り合い、ヤマ騒動では激しい拷問に耐え、厳しい時代を生き抜いてきた父でしたが、落盤事故に巻き込まれた仲間を助けるために坑内に入り、二度と戻ってきませんでした。そんな父の血を引いた信介も、負けん気の強い少年に成長していきます。女で一人で信介を育てる義母・タエを支え、強く生きていく信介でしたが、終戦を迎えたその年にタエが結核に倒れてしまいます。そんな時助けてくれたのは、父が助けた坑夫や女を取り合ったヤクザでした。彼らに支えられながら、少年から青年へと成長を遂げていく信介。上京し、誰にも頼らず一人で生きていくことを決めた信介は病床の母に別れを告げ、一人旅立つのでした。

他の映画はともかくこの映画だけは見た方がいいです

登場人物

1991年版について

渡部篤郎が主役の伊吹信介を演じた1991年版は、1991年4月11日・4月12日の二夜連続で、テレビ東京系で放映されました。

キャスト

スタッフ

映画見よう映画
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感想

なんというか、全体的に生々しいです。少年から青年へ、そしていろんな意味で大人になっていく信介の苦悩はまさに「青春の門」に立たされているのだなと思わされます。愛した男が残した血の繋がらない息子のために、炭鉱で働く母・タエの心意気には感服します。病床のタエに上京することを告げた信介に対し、「一人前の男になった」と喜ぶ姿はとても感動的でした。そしてそんな母子を支える周りの男たちの生き様もカッコいいですね。信介の父に助けられた恩義を忘れず、彼らを助けようと奮闘する金山や、信介の父とタエを取り合った過去のあるヤクザの塙など、脇を固める俳優陣の演技が光っていました。ですが全体を通して主人公・信介のむせ返るほどのエネルギーが感じられて、爽やかな青春とはかけ離れたじとじとと重たく圧し掛かるような毎日に、見ていて辛くなってしまいます。でも、よくよく考えてみれば、青春なんて皆こんなものだったのかもなと妙に納得させられたりもします。信介のエネルギーは発散しても次から次へと生み出されていきます。ああ、これが若いっていいなという感覚かと考えさせられました。この作品は様々な年代で度々映画化され、色々な俳優が演じその出世作となっているので、初々しい彼らの演技を見比べるのも楽しいかも知れません。私のお勧めは、ギラギラした演技を見せた佐藤浩一の1981年版です。この作品では、当時清純派として売れていた杉田かおるが大胆な濡れ場に挑戦したことで話題となりました。そこももちろん見所ですが、彼女の演技力は観客の涙を誘うものがあり、また当時無名に近かった佐藤浩一もまさに青春真っ盛りな若さを持ち合わせていて、見ごたえがあります。また、信介の父・重蔵役を菅原文太が演じており、妻・タエ役の松坂慶子との濡れ場が非常に生々しく、印象的です。また本作の監督は蔵原惟繕と深作欣二の共同で行われており、人間とは何か、青春とはなにかをじっくりと考えさせられる演出も見どころの一つとなっています。

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