警視庁警部補で、公安部外事第4課作業班の班長です。公安部外事第1課の出身です。国際テロ捜査の経験が豊富で、テロリストを逮捕するためならどんな冷酷な手段でも行うことから「公安が生んだ魔物」と恐れられています。映画では果織を「協力者」として利用し、ウランの行方を追います。
警視庁巡査長で公安部外事第4課作業班の一員です。豊島南警察署の刑事課出身で、生え抜きの公安警察官で固められた作業班の中では唯一の畑違いとなっています。その目立たない風貌と英語力が買われ、住本率いる公安部外事第4課作業班に派遣されました。国益のためなら一般人も巻き込むという住本のやり方に反発しています。
警視庁巡査部長で公安部外事第4課作業班のメンバーです。公安部外事第1課の出身で住本班では、最年長のベテラン。誰からも好意を持たれるような魅力的な人間性がありますが、裏作業に関してのプロでもあります。
警視庁巡査部長で公安部外事第4課作業班のメンバーのひとりです。感情を表に出さないクールなインテリで、外国語が堪能です。また、追尾技能とセンスに長けていて、「存在を消す」ことに関しては公安部ナンバーワンの実力者でもあります。映画では負傷した住本の代わりに一時作業班の指揮を取りました。
警視庁巡査部長で公安部外事第4課作業班のメンバーです。公安部公安第1課の出身で公安警察では数少ない武闘派として重宝されています。住本班では重要参考人の護送やバイクでの追尾を担当しています。
警視庁巡査部長で公安部外事第4課作業班のメンバーです。公安部公安総務課の出身でメカオタク。協力者の獲得や運営作業には向いておらず、基礎調査や秘匿追尾を専門に行っています。特殊機材の調達・分析・管理が得意なため、秘撮や秘聴に長けています。
警視庁警備局長。全国の公安警察の協力者を管理する「裏理事長」です。住本や有賀に強い不信感と敵愾心を抱いています。
内閣官房長官。日本初の女性総理大臣になる人物だと囁かれています。テロが起ることよりも、それによって自らのキャリアがダメになることを恐れています。
日本の公安警察のトップである警視庁警備局長です。住本とはある事件を通して階級を超えた関係となっています。映画版では内閣情報調査室のトップの役職・情報官に就任しました。
奥田交易の従業員で社長である正秀の側近です。在日三世ということになっていましたが、実は韓国の国家情報院(NIS)の潜入捜査官でした。住本班による監視にいち早く気づき、住本に警告を発しています。
奥田交易の専務で正秀の妻です。前夫の蒸発で多額の借金を背負い、娘の琴美を自動養護施設に預けていましたが、正秀を知り合って再婚し、現在は琴美を引き取って三人で暮らしています。正秀に工作員の疑いがあることから、住本に「協力者」として取り込まれます。
果織の夫です。5年前に来日し、2年前に果織と結婚して日本国籍を取得し、奥田交易を設立しました。出張を装って密輸などを行う工作員の疑いがあり、住本班に素性を探られることになります。
5歳になる果織の娘です。ある事件で心理的にショックを負い、言葉が話せなくなってしまいました。
在日二世の技術者。日本で原子力技術を学び、26年前に日本に妻子を残して祖国の朝鮮半島へ渡ります。朝鮮半島でのウラン流出の時期を同じくして祖国からも姿を消していました。
堀切園健太郎は、元NHK本部制作局第2制作センター専任ディレクターで現在は演出家として活躍している人物です。明治大学法学部を卒業し、1994年にNHKに入局しました。2004年から1年間ハリウッドに留学して映像制作を学びました。緻密で尚且つエキセントリックな演出を得意としています。2008年7月1日付けで、NHKの子会社であるNHKエンタープライズに人事異動しました。
古沢良太は神奈川県厚木市出身の脚本家です。東海大学文学部日本文学科を卒業、2002年に「アシ!」で第2回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞しデビューを果たします。代表作に「ALWAYS 三丁目の夕日」「キサラギ」「ゴンゾウ 伝説の刑事」「相棒」「鈴木先生」「リーガル・ハイ」などがあります。少年時代は漫画家志望だったこともあり画力が高く、イラストレーターとしても活動しています。現在は「日経エンタテインメント」にショートコミック「猫の手は借りない」を連載中です。
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